ホンダドリーム立川のバランス・ライディングスクール体験記 by No.35 ueno


9月25日(水)、HONDA二輪「フィル」のスーパーディーラー、「ホンダドリーム立川」(東京都立川市所在。以下「ドリーム立川」)で

主催する「バランス・ライディングスクール」に行ってまいりました。

ご存知のとおり、ここは今年3月に開業したHONDA直営の単車販売店。

広大な敷地に四輪販売の3チャンネルと中古車、そして単車販売のドリーム立川も配置して、さしずめ一丁目全体がHONDA村と

いう規模。

ドリーム立川も多数の試乗車を用意するほか、プロス店の上をゆく色々な単車の愉しみ方を提案する、新しいコンセプトの販売店

です。

で、この提案の一環で月に2回、元トライアル選手のライディングスクールが設定されております。

早速、愛機X11で初参戦してまいりました。


スクールは1:00から5:00までの4時間で、車両持込だと3,000円。

ただしレンタル車両でも1,000円高いだけです。

コースは隣接の四輪駐車場(テニスコート2面分程度)に、パイロンで仮設コースを設定するもの。


この日は、気温24度、素晴らしい秋晴れ!

上はフルメッシュ・ジャケ、下は革パンで臨みました。

参加は4名と少なめ。

先日の多摩テックでご一緒した方もいて、本当にこの世界は狭い…

参加車両はX11の他、CB400 1台、オフ2台。

その他、リハビリ中のプロライダーが客員参加でCBR600を持ち込んでいました。

ここはインストラクターがトライアル元国際A級の小林選手ですので(予想どおり)トライアル技術を応用したバランス操縦法とでも

言いますか、特にステップワークやリーンアウトを多用するバランスライディングでした。

この日のメニュウは、「慣熟」の後、

「超微速直進」「超微速ジグザグ&白線一本橋」「狭スラローム」「スタンディング旋回」「Uターン」

でした。


今回はちょっと愛機にアクシデントがありまして、終盤にさしかかったところで、低速に耐えられず熱ダレでエンジンストップ。

しかたなくエンジンを冷やす間、店のSL230をお借りしました。

ところがこれがスクールの内容にぴったりで、そのままスタンディング旋回とUターンはSL230を乗ってしまいました。

イレブンごめんな…冷めてすぐ復活したのにネ…

プロライダーのCBRも熱ダレするそうで、こちらはちょくちょくコースを抜け出して、店舗前の直線道路を爆走してクールダウンさせて

いました。

でも、SL230のスタンディング旋回では、ueno転倒しました。(⌒ ⌒;)

「わお〜オフ車だとリーンアウトもこんなに大胆にできる〜っ♪」なんて開放感に浸ると、すぐコレです。

終盤はイレブンに乗ってなくて、結局良かったのかな。


応用編として面白かったですよ。

一本橋は教習所やHMSのようにハンドルを小刻みに振ることを禁止させ、ステップワークでゆらゆら進路を補正する教え方が新鮮。

クラッチを我慢してエンストぎりぎりまでリアブレーキを踏む超微速直進も、トライアルらしく、何度もやらされます。

でも、騒音が極端に少ない静かな場所のせいか、X11のエンスト寸前の「ジロ・ロ・ロ…」と唸るエンジン音がよく聞こえて、落ち着いて

リア踏めたのは収穫でした。


小林インストは技術だけでなく話術も巧み。

スクール自体も「ミニスクール」と称し、決してムリをさせない、ちょっと物足りないくらいの内容をモットーとしているそうです。

好感。

連動Bの挙動もよくご存知ですので、イレブン練習の一つとして、ここもお薦めします。

でも彼がイレブンでお手本を見せてくれたとき「うわっこれ凄げぇトルク。」って言われたのは可笑しかった。

なお店舗内のフリードリンク(4種類)が飲み放題♪だったのは嬉し。


ドリーム立川には、新車中古取り混ぜほとんどの公道HONDA車は揃っているようで、GL、VTX、Pヨーロピアンの即納車も並んでい

ました。

GLの試乗車もあるそうなので(今は修理中ですがスクールで使うこともあるらしい。)話のタネにもどうぞ。

uenoは、大好きなパシフィックコーストの展示車(クロは初めて見た。)に、おもわずパチッ!

今回はSL230でコケてしまったけれど、ケガもたいしたことなく、愛機もすぐ復活したし、やっぱり楽しい一日でした。 

(⌒0⌒;)/(←いつもと違い汗かいてる)

以上、 uenoのスクールレポでした。


「HONDA二輪フィル」「ホンダドリーム立川」の「バランススクール」;月2回水曜日開催。要予約。→HOME


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店舗(右半分でこのデカさ) トライアルのインスト 白線一本橋 マッコウクジラ?

            

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