埼玉県和光HMS体験記再び by No.35 ueno


 「シーズン到来、HMSは春真っ盛り」…てなキャッチではありませんが、さる4月15日に、埼玉県和光市のHMS(環八・笹目通り

 沿い)に、再び参加をしてまいりました。


 さて、晴天、それもけっこう暑いという天候にもかかわらず、今回の参加はたった9名!と少なめ。

 (常連8名、新しい方1名…という内訳。)

 この日は午前も午後も、広大な自動車教習コースを使用しました。

 内容は毎回多少変動がありますが、9:30〜12:30が「慣熟」の後、「60km/h急制動」「千鳥」「オフセットパイスラ」など。

 13:30〜16:30は、「コーススラローム」「8の字」「ロングのパイスラ(全長600mコースでパイロン50本程度が連続)」「総合運転」

 など…でした。


 午後のメダマである、総合運転のコースレイアウトを詳しくご紹介いたしますと…

 前車の2秒遅れでスタート→クランク→フルロックターン→クランク→S字(フル〜S字をもう1クール)→S字→急加速→S字→

 中速コーナー→オフセットパイスラ(パイロン8本)→ゴール(スタート位置)…という内容です。

 この日は総計9名ですからスタート位置での滞留も1台しかいなくて、待たずにどんどこ走ります。

 が…まあ…和光は初級対象ですから、走行スピードはジムカーナよりは明らかに遅いです。

 でも、この競技「未満」というか、自分の技量で楽しめる運動会でもあるところが、uenoが楽しめるレベルでもあり、これが和光HMSの

 魅力と理解する次第です。

 なお、上手な方は5〜6秒遅らせてスタートして、ゴールで前車に追いつくようにと、工夫したりしています。


 今回はこのコースに限定した、貸出車両の印象をご報告いたします。

 独断と偏見と、棚に上げたライダー技術…は、平にご容赦を!


<貸出車両の当該コースでの印象>

 ホーネット250

   なんか後輪だけで走ってるみたい。高性能一輪車。回る回るエンジンは我忘れてムチャして、ドキッとすること有り。

   自分的にはウォームギアの音ってちょっと嫌いです。

 CB400

   傑作車。クランクではギクシャクしてけっこう難しい。ちょうどカムの変わり目に入るからかな?

   VTECの意外にマニアックな一面が、この環境では鮮明に出ちゃうのかも。

   でもパイスラぐらいの速度は楽しいなあ。

 ホーネット600S

   カウルあるのにハンドル切れる〜!トルクあって楽う〜!人気車です和光では。

   でも常連の「こういうのって路上じゃスグ飽きるヨ。」ってご意見も、また何となくわかるような…

   (この日個体はバッテリー上がりでした。)

 CBR600

   好き。ホーネット600Sより明らかにスポーツ型で飽きない。

   回転乗せてると抜群に気持ちイイしパーシャル保つのも楽チン。回転ミスった時のまったり具合もフレンドリー。

 CB750

   なんでも出来ちゃう。CB400より軽快に感じる時もある。

   あらためて見ると仕上げが悪い単車。で、扱いもつい手荒くなって下敷き!うう…リベンジされると意外に重たい。

 VTR

   ここでは扱いづらい最右翼。ドカドカッときたら、すぐターンですから。でもVTRって路上では楽しいと思う、たぶん。

   和光には12月に納入の新型がありますので、ツイン好きの方はキレイなうちにご賞味を。

 VFR

   悪くない。ハンドル切れるので8の字もイケる。急制動も得意中の得意。

   ただちょっと舵が粘っこい感じで低速トルクもないので、ここには向いてないかな。

   股間熱く、これからはちょっと暑いヤツ。

 CB1300

   アイドリングで進む超大型セダン。微低速技が楽チンで、本来HMS向きなヤツ。

   でもとばすと「この重量を制御できるか?」と、脳裏をよぎる怖さあり。下敷きになるとケガするよとインストに注意される。


 この日はCB1300とCB750を中心に、時々VFRにも乗りました。

 VFRとCBR600混ぜて乗ると、イレブンの練習になる感じで、お奨めです。

 ともあれワタシのレベルでは、単車でのお遊戯に変わりゃしませんが。(^ ^;)


 あ〜あ、今回もケガもなく楽しい一日でした。 ( ^ 0 ^ )/

 最後に、ご検討の皆さんに和光HMSのプチ・ハウツーを。

 (1) 予約電話もキャンセル連絡も早いに越したことはありません。

 (2) ステップワークが多いので、ブーツだけは履いていったほうがいいです。(うっかり短靴で来て苦労してる方がおられます。)

 (3) ヘルメットはジェットがあれば、そのほうが楽でしょう。uenoもオワン・ヘルなら持っているんですが、チト恥ずかし…

 (4) 午前中は技量の差で(とHMS側が理由を説明する)2クラスに分けることがありますが、クラスの差なんてほとんどありません。

 下のクラスのほうが高度な課題で面白いこともあります。

 なお、その際も午後には2クラス一緒に走ります。


体操中 インスト指導 VFR 千鳥
体操中 インスト指導 VFR 千鳥


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