忍野八海・盛夏グルメ・ツーレポ [Aug-03 2003]

4th Aug 2003 by uenoさん


長引いた梅雨も終わりを告げ、やっと盛夏。8月3日の日曜日、D氏(ドカST 2乗り)とuenoは山梨県・山中湖北側に位置する、湧水の里・忍野八海に 行ってきました。6:30に東名横浜IC周辺を出発し、序盤の道志みちに入り ます。道志みちはメッシュジャケットではちょっと肌寒いくらいでしたが、流れ も良く4速と5速のアイドリング状態でリズミカルに通過。山中湖に下りると気 温は26度に上がっていましたが湿度も低く、ライダーにはちょうど快適な空気 でした。10:00には忍野八海に到着。富士山の雪解け水が地下水となって湧 き出す池を配した観光地です。まず町営Pに停めると、最初の目的地、地元の桃 生産即売店「平井商店」を訪問。ここはuenoが毎年桃を食べに訪れる路地売 りの店です。

ueno「あれっ今年は1個200円ぢゃないー。(昨年は100円。)」
おやぢさん「そうだったっけか?」

今年は梅雨が長かったので桃の出来を心配しましたが、おやぢさん曰くしっかり 糖度13は出しているとのこと。(なお、果物の糖度は1度〜20度の20段 階。桃はどんなに頑張っても18度止まりで、13度あれば美味しいそうで す。)バケツの冷たい湧水に浮かぶ桃を自分で選び、軒下で剥いていただきま す。うーーん汁っけがたっぷりで旨い!時折吹く微風を頬に感じながら、軒下で いただく甘い桃は格別!季節を感じる瞬間です。

写真1・うーん汁っけ多くたまらんなあ♪

帰路にお土産買うからねと約して、次の忍野八海に向かいます。 両側の土産屋さんを冷やかしながら5分くらい歩くと、忍野八海の蕎麦屋に到 着。ここは観光蕎麦屋にしては美味しい店なのでD氏をご案内した次第です。D 氏は「ザル蕎麦(700円)」、uenoは「冷とろろ蕎麦(800円)」を注文し、 それぞれ大盛り(プラス100円)を注文。大盛りは盛りが大きいのではなく、ザ ルが1枚追加になる明朗システム。冷たい富士の湧水でさらした蕎麦は旨い。夏 らしい黒々とした富士の姿を見ながらツルツルッと食しました。

写真2・鏡池と富士山とおやぢ(蕎麦屋はこの左手スグ。)

このあとは、先の平井商店に戻ってお土産の桃を買うと、観光客で混んでくる現 地を12:00に発って帰路に着きました。山中湖から御殿場側に下りて東名・ 御殿場ICを東進。大井松田周辺から不快な暑さに戻って閉口しましたが13: 30には無事に横浜の自宅に着艦。総走行210kmの避暑ツーリングでした。

(ガイド)

忍野村;「平井商店」 http://www.oshino.jp/
「平井商店」;南都留郡忍野村忍草256。09033195764。商店売店36番付近。 忍野八海の「鱒の家・橋向」村営無料Pから忍野八海に向かって1分。左手に見 える桃のノボリとパラソルが目印の民家です。お土産の箱詰めを奨めるおやぢさ んには悪いけれど、ここのお奨めは何といってもバケツに浮かぶ桃をその場でい ただくコト。熟れて甘い桃を指でつるっと剥いて、立ち食いするのは最高。(軒 の奥にも座り席がありますので、ゆっくりもできます。)高い桃が美味しいとは 限らないのも面白いところ。7月最終土日から8月にかけて。おかみさんとおば ちゃん(娘さん?)との楽しい会話も含めて、uenoの夏の風物詩です。

「池本荘の蕎麦屋」;南都留郡忍野村忍草354。0555842236。
忍野八海の鏡池のド真ん前に位置する、広い間口の蕎麦屋なのですぐ判ります。 蕎麦は更科ふうの白い蕎麦で、ちょっとツブツブが混じるタイプ。冷たい富士の 湧水でさらした蕎麦はシャキシャキした食感とツルツルとしたのどごしが美味で す。ツユは甘め。外のテラス風なテーブルに座って、湧水池を眺めながらいただ くのがお奨めです。
その他;忍野には「さかな公園(淡水水族館。これが綺麗でけっこう面白い)」 なんかもあって、組み合わせれば家族連れにも好適です。

====(おわり)