Kimさんに会ってビックリの西伊豆遭遇ツーレポ [27th Jul 2003]

3rd Aug 2003 by uenoさん


先週はめちゃ忙しかったなあ。D氏も出張で1週間ほとんど機内ですって?うむ む…こりゃ解毒せにゃイカン、というわけで、日曜日おやぢ2人は愛機に火を入 れると、伊豆半島の天城湯ヶ島に向けてアクセルを開けたのです。12:00に は目的地の西伊豆スカイラインに到着。この道は特にアクセス道路でもない全長 3kmほどの山岳道路ですが、推奨する仲間も多いので訪れてみました。土肥峠 側から北進してまもなく、ここ一番の絶景という太平洋展望台に到着。うーん、 確かに絶景です。富士山は残念ながら雲がかかっていましたが、それ以外は雲ひ とつない青空のもと、駿河湾を眼下に、静岡、御前崎までぐるり一望です。 と、この展望台にビッグバイクの一団が到着、あれっ?先頭はkimさんじゃな い。

写真1「kim氏率いるジオン皇軍」

ueno「kimさん、こんにちは。」
kim氏「あれっ?どうしてここにいるんですか?」
お互い、今日のここまでの行程が雨にたたられたことを確認。
ueno「全ミー(注;uenoがプロデュースしていたX11全国ミーティン グ。)では欠席して悪かった。」
kim氏「あの理由(イベント前週にueno父急逝。)じゃあ、しかたありません よ。」
等々と、しばしイレブン談義をいたしました。

写真2「kimさん」

それからkimさん一行と別れて、D氏と2人で攻めた西伊豆スカイラインは楽 しい山岳道路でした。イレブンにはやや小ぶりな曲率ですが、気持ちいい景色に 満ちています。特に海側へのカーブでは視界が天空だけになるので、ちょっと乗 鞍スカイラインを彷彿とさせる飛行感覚。でも、戸田側からの進入道路が自動車 では苦労するほど狭いせいか、単車の姿ばかり目立つ道ですね。何でこんな(実 用には使えない)観光道路作ったの?と疑問がわきますが、ともあれ楽しめま す。
スカイラインを下りてからは、戸田、三津と西伊豆の海岸道路で通過して、1 3:30には今回のもうひとつの目的地、沼津港魚市場にある食堂「丸天」に到 着。2人だったので、20人程度の順番待ちにもかかわらず20分ほどでカウン ターに座れました。D氏には名物「かきあげ丼(800円)」をお薦めして、ue noは「うにぶつ切り丼(980円)」を注文いたしました。かきあげ丼は高さ1 5cmはあろうかという円筒形のジャンボかきあげが、ご飯の上にバベルの塔状 態で立ちます。うにぶつ切り丼は、うに、まぐろぶつ切り、山芋がご飯の上にド カンと広がります。遅めの昼食だったので2人とも満足満足。
このあとの帰路も過酷な渋滞もなく、16:30には無事に横浜の自宅に着艦。 総走行317km、燃費15km/l。知己との遭遇あり旨いモノとの遭遇あり と、「ひと粒で2度オイシイ」アーモンドチョコのCMのようなケッコウなツー リングでした。(古いCM。筆者のトシが判るね。しかし、ということはいっぺ んでアーモンドまで噛み砕いちゃダメなのか、あのチョコは…)

(おまけ;往路の雨中走行)
この日は曇天のなか東名・青葉ICを6:40に出発。厚木ICから小田原厚木 道路を大磯ICで下りたところで無残にも大雨。愚痴を言いながら雨合羽を着込 んで西湘バイパス二宮PAに7:45到着。箱根ターンパイクはパスして沿岸を 行けるところまで南進しようと決めて、雨中走行再開。真鶴から熱海市街までは 大雨続き。

ueno「しかし予報が大外れで参りましたねえ。この雨じゃ峠は危ないし…」
D氏「でも、上は晴れていたりして、ね。(笑)」

この一言に予感がして熱海峠を見上げると、数分前には鉛色だったハズの空が山 の上だけ明るくなっています!急きょ決断して峠を登りました。登り道は上から 川のように流れてくる雨水に覆われて、その水が射してきた陽光を反射してメル ヘンチック♪このあとの伊豆スカイライン以降は晴天に恵まれました。教訓;信 号待ちでは連れとの雑談を欠かさずに。

写真3「雨合羽のまま伊豆スカイラインでほくそえむワタシ」

(ガイド)
食堂「魚河岸・丸天」;http://www.uogashi-maruten.co.jp/index2.html
沼津魚市場の中に存する有名な食堂。順番が来ると、おばちゃんが路上の行列に 「uenoさあーん!ホラ名前呼んだら早く来なくちゃ!」と呼んでくれて、ま あ賑やか。西部劇に出てくるバーでバーテンダーがカウンターの上をショットグ ラス滑らすでしょ。あれと同様にどんぶり飯がカウンターを滑っていくのが見ら れて笑えます。とにかく活気があって、ボリュームがあって、かつ、旨い店。行 く価値、待つ価値あり。

====(おわり)