春真っ盛りの房総半島ツーリング

12th-13th Apr 2003 by uenoさん

写真1:民宿で洗車   写真2:風車   写真3:千倉

uenoは前週まで職場の資格試験で、ドカST2のD氏もこの半月超多忙とかで、 共に煮詰まり状態。男2人は課せられた日常を解決すると、週末ビッグマシンで ツールド房総へ旅立った!

D氏「ま、言ってみれば大人の遠足。(キッパリ)」
ueno「う…」


4月12日(土)天候曇りのち雨、気温19度、銚子から東海岸を南下 行程は横浜→東関東自動車道・潮来IC→水郷道路→銚子・犬吠崎で昼食→九十 九里道路→勝浦(以上296km)

(1)犬吠崎のさかな屋さん「しまたけ」(tel・0479222862)で昼食;
D氏お奨めの店で、いわゆる魚屋さんが兼業するお寿司屋さんです。好みの刺身 にご飯(お替り無料)と味噌椀付けて1400円程度。2人でかつおと桜鯛をいただ きましたが、新鮮な脂ののった刺身って、ご飯が実にススみます。場所は244号 「犬吠崎入口」交差点わきで、すぐ分かります。Pは砂利引きでサイドスタンド がめり込まないようにご注意ください。ここ犬吠崎は「日本のドーバー岬」と言 われるだけあって、うす曇りがかえって旅情たっぷり。なお昼食あとから雨にた たられましたが、九十九里の雨中まったり走行ではST2が20km/lを記録。 いいなー。

(2)勝浦の民宿「海がめ」(http://www5d.biglobe.ne.jp/~umigame/)で一 泊;
名のとおり海亀が産卵に来るという部原海岸に建つ民宿。サーファー対応を期待 していたのですが、予想どおりオーナー夫人は「うちは潮水と砂だらけの人たち ばかりだから気にしないで。」とずぶ濡れライダーにも暖かいお言葉。カッパ干 し場もあるし、大きい軒下に愛機を収容し、翌朝はドロ落としまでさせていただ き、ありがとうございました。(写真1)オーナーは海釣りチャンプで、壁の金 メダルと巨大魚の魚拓が圧巻。一泊2食7千円ですが、夕食の新鮮な魚介を使った 肴類は食べきれないほど。イワシの酢シメ胡麻風味の旨さが忘れられません。仕 上がり(Dさんのみ過ぎダ!)も自宅価格で、文句無くお奨めです。ただし敷地 が海際なので、潮騒の音が気になる方は寝付けないかも。


4月13日(日)天候晴れ、気温22度、勝浦から南下して西海岸を北上
二日目は勝浦→安房鴨川→道の駅・ローズマリー公園丸山→千倉の「浜の郷」で 昼食→白浜・野島崎灯台→洲崎→館山→鋸山・金谷→木更津うみほたる→横浜 (以上224km)

(1)安房鴨川で旨いと噂のたこ焼き店;
128号「待崎橋」交差点わきの土産センター「潮騒市場」の敷地内。目的は「ね ぎ焼きたこ焼き」。店は見つかったのですが、朝は未開店で残念。この日は大快 晴で日差しが眩しく、サングラスを着用。

(2)道の駅・ローズマリー公園丸山でひと休み;
 英国風庭園の花壇が美しいタンデム(女性同伴)に好適なスポット。暑かった のでカップルや乙女集団に混じって、おやぢ2人も花壇の中でソフトクリームを 食べました。(笑) 裏庭の風車の前で、D氏撮影でパチッ。(写真2)

(3)千倉の「和食処・浜の郷」(千倉町瀬戸2909。tel・0470445600)で昼食;
 美味しいと評判の店。場所は410号沿いで、店舗もPも立派です。ライダーも けっこう来ています。ネギトロ定食(980円)をいただきましたが噂どおりの美 味。ただ厨房能力が人気に追いついていないのかな。我々の注文が前のお客さん よりずっと早く出てしまったり、注文品の出方にムラがある様子が気になりまし た。このあと千倉では波打ち際の奇岩にも花を見つけ、春真っ盛りを感じまし た。(写真3)

(4)南房総を快走;
 今回は東海岸から時計回りに南下したわけですが、これだと左側通行の場合は 常に海側を走行しますので、いっそう景色が楽しめます。特に千倉から白浜を経 て洲崎までの18kmは、防波堤も丈が低く波打ち際まで一望できてお奨めです。 道は漁村を抜けると海岸線を走って再び漁村に入る…が交互に続いて、その間の 信号は数えるほどで、この区間はツ−ルド房総の白眉。2人とも終盤の洲崎で親 指立てて「満足」のサインです。また予報が雨だったのと(事実土曜日は当た り)、家族連れの花摘み観光が終了しているせいもあって、道路が空いていて幸 運♪でした。
 以上累計520kmの房総半島周回レポおわり。